第2回客員講師プログラムの実施
投稿日:2016年7月11日
カテゴリ:海外業務
先日、デンリッシュアジアとカンボジアのプティサストラ大学(以後UP)にて第2回目の客員講師プログラムを実施しました。
今回は共同プロジェクトでプロジェト代表の渡部先生の他に、2名の先生方にご参加頂きました。
お一人目は、
福岡県で開業され、歯周病医でいらっしゃる吉村先生。
今回は歯周病の患者様が多く大学で行われるP検内容の細かさにびっくりされていました。
クリニック内では治療を行う人と助手は学年が違う場合もあり、
まだ記入の仕方などを完全に理解していない学生もおり細かく指導して頂きました。
自己流で使ってしまっている器具の正しい使い方、持ち方なども指導頂きました。
また、歯周病の術式講義も行って頂きました。
お二人目は、
宮城県仙台市で開業、矯正医の久保田先生です。
現在カンボジアには矯正歯科医が非常に少ない状況です。
しかし、需要は非常に増えてきており実は歯科大生の中でもなりたい専門医No.1なのです。
日本では矯正のみしか行わない久保田先生も、
久しぶりにCRや虫歯の治療などが新鮮だったご様子の久保田先生。
講義では、今までの患者様の症例を写真と共に沢山共有し、まだカンボジアでは行われていないインビザラインもご紹介頂きました。
次回も、講義と矯正を希望している生徒に直接治療プランから行う事になりました。
現在カンボジアでは、個人を証明するID登録が公的機関へ登録されていないと公立の小学校へ通う事が出来ません。
今回はスラム街に住んでいる、治療が受けられず、自力では学校へも行けずNGOのサポートで暮らしている子供達30名を招待し、治療費をサポートしました。
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